★基礎練習
★12/5ソレイユ合奏曲を一通り練習
★独奏レッスン
指導の順序は下記のとおりではなかったのですが、
iwaiwaさんのレポートをもとに編集しました。
<ヘンツェ/夜想曲>
二人のメンバーが指導を受けました。
特にベース音がきっちり弾けてなかったり、間違ったりすることがあったので、
次のような指導がありました。
# ベースの弾き間違いを防ぐために、楽譜に⑤④⑥など
低音弦のNo.を書き込むとよい。
# 低音は⑤④⑥のパターン。
# 低音が弾けていない、弾けていてもすぐに消音してしまっている。
改善方法はp指を横に出すこと。
# 2小節目だけを覚えて弾く。ベースを弾く時にP指を見る。
4弦を弾く時にどれくらいのP指の開きかを覚えこむ。
また、練習方法については、
# 本番で楽譜を見ることは構わない。練習では、楽譜を見ない
時間を作る。その代わりに、左手を見る、右手を見る、目を
瞑って身体で体感する。
# ①③②弦はaimで弾くのが普通。「aim」と声に出して言いなが
ら弾くとよい。ギターなしでも、電車の中などで、膝の上で、
「aim」と言いながら右指を動かしてみるのもよい練習になる。
和音の弾き方については、
#和音は押さえ直さないで、レガートに。
そのためには肘を前に出し、指1本分入るくらいの
左指の形を作る。
#左指は、開放弦を弾くなど、必要がない限り、離さない。
その他
# Codaのmorendoは「死ぬように、消えるように」静かで敬虔な
持ちを表わす。必ず遅くする必要はない。
教会終止と言い、アーメンを歌う時と同じ。
和音は、押さえ直さないで、指を入れ替えるだけ。
# 低音開放弦の消音は、(1)後消し、(2)スペイン式消音の2通りがある。
など、さまざまな曲を弾くときに応用できる助言を受け、他のメンバーも熱心に先生の手元をのぞき込んでいました。
<サグレラス/マリア・ルイサ>
# p指を低音弦にのせること、のせないことには、良し悪しがあるが、
のせないことを基本にする方がよい。
# セーハで音が出ない時は、肘を出すこと。
また、左親指は、人差し指か中指の真裏に置くこと。
# 7度飛ぶ音を自然に聴かせるためには、着地点より踏み切りが大切。
< レイス/もしも彼女がたずねたら>
# 3小節目のフェルマータが自然に聴こえるようにクレッシェンドなど
工夫が必要。
# 冒頭のミレ#ファ#がファ#に低音ミが入ることでレガートでなくなっている。
# 42小節ファ#ミは4-2より3-1がよい。その次のドラファ#は一度に押さえる。
ファ#を押さえた状態でミ開放弦を弾く。
# 46小節から右手を引っ張り上げないこと。
# ワルツの3拍子のテンポをしっかりとること。
先生が指導されると曲が生き生きと色彩を帯びてきます。
とても充実した楽しい時間でした。