基礎練習を短時間行ったあと、向日市民音楽祭での演奏曲3曲を一度通して練習。Fuj先生が来られ、レッスン開始。
・合奏「エル・チョクロ」は、2ndの音符の長さを間違っている人がいるので注意。合奏「ある恋の物語」は、1st、10小節目1拍目など、「ラ-ファ」の「ファ」が強くならないように。「ラ」を強く。3rd、21小節からの旋律で、4分音符はレガートに十分に伸ばす。
・合奏「ペルシャの市場にて」は、ノリのよい曲なので、少し派手目に身体を揺らすと、周りの人も合わせやすい。283小節からのコーダは、休符をしっかり消音する。合奏「M.ファリャ/火祭りの踊りは、出だしを合わせるために、「いちにー」と声に出しながら弾く練習をするとよい。次に、声には出さないで、頭の中で「いちにー」と数えながら弾く練習をするとよい。67小節からも同様の練習をするとよい。
・2重奏「G.カッチーニ/アヴェ・マリア」(Krhさん/Ing)では、 2ndの和音はP指で弾く低音を大きく、ima指で弾く高音は小さく。p指に重みをかけて弾くとよい。低音にヴィブラートをかけるのもよい。
・独奏「N.コスト/練習曲アンダンテ」(Shi)では、グリッサンドは引っ張って音を出す。低音の開放弦は消音する。強進行(最も基本的な根音進行)の結びつきが妨げられる。p指を深めに入れることで消音する。フランスではこの消音法をスペイン式消音と呼んだ。デクレッシェンドの表記は間違いでクレッシェンドが正しい。また2回目を弱く弾く表記も間違い。
・独奏「E.ナザレ/オデオン」(iwaiwa)では、ヴィラ=ロボスの「ショーロス第1番」はナザレに捧げられた。ナザレはショーロの第1人者。この編曲は難しすぎるので、江部賢一さん編曲の2重奏譜の1stを独奏で弾いてもよい。
以上の点について指導がありました。21:00からホールで「エル・チョクロ」「ある恋の物語」「ペルシャの市場にて」をリハーサル練習しました。