2016年02月07日
2月の指導日です前回は合奏の指導だったので、本日はソロ・重奏を指導していただきました。
「夜霧のシルエット」(Mae・Hay)
- メロディは、アルアイレでマイクを通したような感じが出るように。アポヤンドは共鳴を止めてしまうことになる。
- 2ndは、低音を大きく、ふくよかに。高音は音量は小さく、しかし、くっきりと。
- 1stが一番感情をこめて弾くべき音は「ミ」、その後の音は軽く抜いた感じ。非和声音について、教えていただきました。
「わが心よ、君ゆえに(M.M.ポンセ)(3つのメキシコ民謡より)(iwaiwa)
- 冒頭の「ミ-ド♯」はシンコペーションなので「ド♯」を強く。
- 5小節1拍目「シ#」2拍目「ド♯」は強く-弱く。
- 10小節1拍目「ド#」強く、2拍目「レ」弱く。
- 11小節3拍目グリッサンド装飾音は素早く(遅くなってリズムが乱れないように)。
- 13小節2拍目「ミ」3拍目「ラ」は消えるように。
- 28小節3拍目「ラ」「ラ♯」で1回切って、29小節1拍目「シ」は新たに始めるイメージ。
などのほか、セゴビアの弾き方やギター弦の変遷との関連についてのお話がありました。
「F.ソル/練習曲Op.60-20」(共通課題曲)(Ska)
- 始めの部分のスラーの弾き方について細かく指導(上行スラーは、力を加えるのではなく、左指を振り下ろすスピードが肝要。)左手だけ(右手は弾かない)で「キラキラ星」を弾くのもよい練習になる。
- 短調から長調に変わるところでガラッと雰囲気を変える。色彩感-部屋の照明を変えるようなイメージ。
- 「シ」がタイで結ばれているところはシンコペーションのため、強く。右指を置いて伸びている音を消さないように。
また、練習方法について、正しいことをゆっくりやる。その前の部分に戻ってはっきりと正解ができるようになってからその周辺に進む。間違った弾き方を反復練習しても間違った弾き方を身につけてしまうことになるとの注意をされました。
「F.ソル/練習曲Op.60-20」(Ymg)
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