今日は6月2回目の指導日でした。まず始めに、合同発表会で弾く4曲の合奏。
「川の流れのように」は何度も弾いている曲ですが、今日は特にメロディ部分の歌わせ方について指導がありました。最初の1stの「知らず 知らず 歩いていた」という部分では、語りかけているように淡々と弾くことや、「ず」の部分にアクセントを入れないことを注意。2ndの弾く「あーー川の流れのように」からは、気持ちを高めて情熱的に抑揚を付けて弾くことを指導していただきました。曲に色彩が付いて弾いていて楽しくなりました。
「春一番」ではリズムの間違い、調弦をしっかりすること、伴奏部分のスタッカートについて、最後のritは8分音符で数えることなどを指導。この曲もだいぶんリズムに乗ってきたように思います。
「ああ人生に涙あり」では前回に引き続き3回目の指導になりますが、特に中間部の入り方について指導を受けました。ちょっとサプライズもメンバから提案されています。
「夏の思い出」は、楽譜に付いているクレッシェンドやディクレシェンドをしっかりと表現することと、左手は次の音を弾く準備をすることなどの注意をされました。
発表まであと3週間です。6月18日の自主練習日も全員集合で練習することにしました。
合奏の指導の後休憩をとり、その間に今年の共通課題曲を先生に相談したり、後半部の活動についての交流もしたりしました。共通課題曲は、「ソル練習曲Op.60-24」と「カルリ24の練習曲Op.121-1 ハ長調ワルツ」の2曲と決定。
休憩後は重奏指導。今日は「草競馬」「故郷の人々」の2曲(Tku・Tmt・Tat)で、特に2曲ともサビの部分は強く大きな音で弾くことを指摘されました。
ソロでは「小鳥売りの娘/ポンセ」「盗賊の唄/リョベート編曲」の2曲。「小鳥……」では、セゴビア特有の運指のところを左手の準備をして弾く。また、その運指になっている理由を考え表現する。「盗賊の唄」では、よく間違う人がいる部分が三連符のところで、スラーで弾くのではないこと、そして拍数も違っていることを注意されました。その他の部分も楽譜に忠実に、そして拍を間違えずに練習する、最後のところもritをかけるけれど拍を取って音を入れるようにすることなど聴講していて大変参考になりました。
集合時には降っていなかった雨……、その雨の中解散!! お疲れさまでした。指導内容を次回練習日(6月18日)までにしっかりと復習しておきましょう!!
<8月の予定>